大阪支部の「国際派診断士研究会」のメンバー、久斗光彦氏(中小企業診断士)をお迎えしての第三回セミナーが行われました。
久斗氏は、前職の商社時代に培われた「エンドユーザーのきめ細かい情報のもとにした素材供給および中間加工のコーディネート力」および中国北京事務所および青島事務所での駐在時代の豊富な経験を生かしたコンサルティングを展開されていらっしゃいます。
講演内容:
1.前職時代の職務経験、
2.中国アジア向け進出、提携、貿易取引のコンサルティングおよびアウトソーシング業務の内容
3.支援実例として
(1)中国山東省における水産加工業の設立・創業指導
(2)アパレルデザイン製造業社への経営戦略・組織構築に関するコンサルティング
(3)海外購買リスク管理に伴うコンサルティング例
4.将来に向けての課題
について具体的にお話をいただきました。
その後、参加メンバーと円卓でディスカッションを行い、支援実例に関する質疑応答、中国・フィリピンなど海外進出先において長期的に人材を確保するための人事・労務分野のノウハウ共有や、独立・独立後のコンサルタントとしての心構え、連携などについて自由に意見を交換しました。
非常に充実したセミナーとなりました。