本日、6月17日(日)に国際ビジネス研究会の第一回セミナーを開催しました。
メンバーが集まる、初めての場。
7名のメンバーと2名のスポット参加者を迎えました。
まずは、代表の野田さえ子よりKICK-OFFの挨拶。
その後、本日の参加者の自己紹介です。
出てくるコメントは、
「自らの国際ビジネスの経験をどのように活かすことができるのか?」
「診断士として、国際ビジネスのどこの市場で差別化を図れるのか?」
「国際協力の分野において、診断士資格を活用してどのように貢献できるのか?」
それぞれが問題意識を持ち、本セミナーを心待ちにしていたようです。
13:00から「国際協力業務における中小企業診断士の役割」をテーマとして、野田がセミナー講演を行いました。
内容は、以下の通りです。
第1章の「中小企業診断士が携わる国際関連業務とは?」での
ⅰ.海外派遣専門家
ⅱ.国内での海外専門機関での講演・セミナー
ⅲ.国内中小企業の国際化支援
ⅳ.国内に進出する外国企業の支援
の4類型における現状の報告の後、
第2章以降では、具体的に、
■「海外派遣専門家」の事例として、JODC(財団法人海外貿易開発協会)、JICA(独立行政法人国際協力機構)における診断士の活動領域、
■「国内での海外専門機関での講演・セミナー」の事例として、AOTS(財団法人海外技術者研修協会)における診断士の活動領域、
について確認。
最後に、
■「国際協力業務で求められるスキル」
■「診断士の派遣実績」
■「国際派診断士の悩み」
という、参加者にとって関心の深いテーマについて言及がありました。
診断士が携わる国際ビジネスといっても、市場はとても絞りきることはできません。
今年度は参加者の広い関心を幅広く包括しながら、特定の市場に絞ることなく、セミナーテーマを設定して活動してまいります。
毎月、テーマが変わりますので、その都度のスポットでの参加も大歓迎です。
国際ビジネスの経験や語学スキルは不要ですので、ご興味ある方はぜひご参加ください。
(→ご参考:参加方法)
次回は、7月21日(土)11:00より「中小企業診断士が関わる国際ビジネスの可能性」をテーマに、中小企業診断協会愛知県支部理事・会員事業部長の岸田邦裕先生よりセミナーご講演があります。